P-oneカード(ポケットカード)の改悪の歴史

カテゴリー: 節税のハナシ

(投稿者:河野周輔)

2009年まで、私はP-oneカード(ポケットカード株式会社)というクレジットカードをメインカードとして使っていました。このP-oneカードの特徴は、使用額の1%を常に割り引いて請求してくれるというところです。たとえば10,000円の買い物をすると、1%割り引いて、9,900円でカード請求が来ます。常に1%現金割引をしてくれるカードです。

この1%割引、2009年の途中までは使用額に上限はなかったのですが、途中から月額15万円までしか1%の割引が行われなくなってしまいました。15万円超の部分については1%割引がありませんので15万円を超える場合には他のカードを使用するなどの手間が必要になってしまいました。

またP-oneカードはこの1%割引に加えて、商品と交換できるポイントも付与(付与率は0.3~0.4%程度)されるのですが過去には毎月7日にカード使用すると、その日だけポイントが10倍付与されるという制度がありました。この10倍付与は現在はありません。商品と交換できるポイントの付与率は0.3%~0.4%ですので、この10倍ということになると3%~4%の付与率ということになります。現金割引の1%と合計すると4%~5%の還元率です。この制度があった頃は、高額商品は7日が来るまで我慢して、7日にP-oneカードで購入するということを行っていたものでした。

使用者にとって有利すぎるカードは、そのうち改悪されることも大いにありえますので、自分が使っているカードの条件が以前と変わっていないか、たまにチェックしておくと良いと思います。こういったP-oneカードの条件変更を見てきたので、リクルートカードの「税金支払い」「JALマイル獲得」についても、いつかは改悪があるかもしれません。

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