(投稿者:河野周輔)

前回の記事で、軽く会計王を貶めてしまいましたが、実は会計王の方が細かい点で弥生会計よりも優れています。会計入力の効率性で見ると会計王の方が弥生会計に勝ります。大量に仕訳入力をする人にとっては、長く使っていくと会計王の方が便利だなと思えてきます。そういう意味で、会計王はとっつきにくいけども入力効率がよいので仕訳入力のプロ向けのソフトであり、弥生会計はとっつきやすいけども入力効率が多少落ちるセミプロ向けのソフトであるという感じです。

どういったところが優れているかといいますと、勘定科目を入力するときに「科目コード」と「科目名称ローマ字読み」のどちらからでも勘定科目を引っ張ってこれるところです。


たとえば、「雑収入」という科目を入力したいときに、雑収入に対応する科目コード「910」を入力しても、ローマ字の「ZATU」のどちらの入力でも雑収入を引っ張ってくることができます。

この「どちらでもOK」の機能が弥生会計にはありません。弥生会計の場合には科目コードか、ローマ字読みのどちらかしか科目名称を引っ張れません。例えば、ローマ字読みで引っ張るように設定すると、科目コードで引っ張れなくなります。逆に科目コードで引っ張るように設定すると今度はローマ字読みで引っ張ることができなくなります。

頻出する勘定科目は科目コードで引っ張ってきて、たまにしか使わない勘定科目はローマ字読みで引っ張ってくる方法が仕訳入力の高速化につながりますので、この方法が可能な会計王に軍配が上がります。

弥生会計と会計王

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

先日、オリックスが弥生会計を買収する旨の報道が行われました。オリックスの思惑としては弥生会計が持っている数百万の中小企業顧客に対して、オリックス本体が扱うサービスを売り込んでいきたいということらしいです。私も弥生会計は使いやすいソフトとして評価していまして、オリックスも弥生会計のような顧客満足を充足できるサービスを用意できれば、上手くいくのではないでしょうか。

さて、日本で一番売れている会計ソフトは、弥生会計なのですが競合製品に会計王(ソリマチ)というソフトがあります。この会計王もよくできていまして、弥生会計でも会計王でも会計ソフト機能自体としてはどちらも完成度は同じくらい高いです。税理士からすればどっちのソフトを使っても同じことができますので、好みでどちらを使ってもらってもよいと思います。

会計ソフトとしての完成度は変わらないわけなのですが、実際問題、弥生会計が売れて会計王が売れていない理由は、ズバリ、「見た目」だと思います。弥生会計をずっと使っていて、たまに会計王を使うと、会計王の画面デザインが妙に野暮ったく見えて仕方ありません。うーん、どうしてでしょうか?会計王の画面のデザインをじっくりと眺めてみると・・・わかりました、これのせいです。


背景色が青で、そこに白抜きの文字。このデザインがなんだか古くないでしょうか?あと、振替伝票の仕訳行を白色と水色で交互に登場するようにしていますが、これもイケていない気がします。(水色は設定で好みの色に変更できます。)

見た目のデザインを弥生会計と同じようにするだけでも、弥生会計のシェアをかなり奪えるのではと個人的には思ってしまいます。ソリマチにとっては、大きなお世話でしょうが・・・。

ATOK/推測変換4

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

私がATOKの推測変換を、具体的にどのように使っているかをご紹介します。

1.メール冒頭の挨拶
 メール文書の冒頭で、「お世話になります」「お世話になっております」と書き始めるときに、「お」だけ入力してTABを押せば前回変換した「お世話になります」「お世話になっております」を登場させることができます。

2.会計ソフトの摘要入力
 会計ソフトの摘要欄には、繰り返し登場する変換がたびたび出てきます。これらの変換をいちいち単語登録するのは手間ですので推測変換を活用します。一度、変換履歴を作ってしまえば、「た」→「タクシー代」、「にほん」→「日本交通」のように短い入力で推測変換ができるようになります。

推測変換を使えば、工夫次第で、いくらでも入力工数を省力化できますので皆さんも是非活用してみてください。

ATOK/推測変換3

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

ATOKの推測変換機能は、別の言い方をすれば「過去の変換履歴を簡単に呼び出せる」ということです。

この推測変換機能が登場するまでは、短い文字入力で長い文字を変換するには「単語登録」や「辞書登録」といった機能を使うしかありませんでした。たとえば、「かぶぬし」と入力すれば「株主資本等変動計算書」が1対1で変換されるように登録する機能のことです。

ただ、この「単語登録」「辞書登録」の機能にはデメリットがあります。1つ目のデメリットとしては、単語登録作業を行わなければならないということ。いちいち登録するのは非常に面倒です。2つ目のデメリットとしては、何を入力すれば変換されるのかを自分で覚えておかなければならないということです。「株主資本等変動計算書」を変換する際に、自分が「かぶぬし」で登録したのか、それとも「かぶ」で登録したのかを覚えておかなければ変換ミスが出てしまい、時間のロスが生じてしまいます。

推測変換は、これらのデメリットを解消します。いちいち登録作業をせずとも、過去に変換さえしていれば2回目以降は、TABキーで呼び出すことができます。また、「かぶ」でも「かぶぬし」のどちらであっても「株主資本等変動計算書」を推測変換の候補で呼び出すことができます。

登録作業を行うことなく、過去の変換履歴をTABキーひとつで呼び出すことができる推測変換機能は、パソコンでの入力作業を劇的に効率化してくれます。

ATOK/推測変換2

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

ATOKの推測変換機能は、デフォルトの設定では次のようになっています。

「自動表示」の設定が「する」になっています。この設定の意味は、日本語を入力していると、常に自動的に推測候補が登場するということです。この設定のメリットとしては日本語を入力している毎度毎度、推測候補が登場するので推測変換をヘビーに使用しているユーザーにとっては便利かもしれません。デメリットとしては、毎度毎度、推測候補が登場してきてしまうので、文書作成に集中したいときに、毎回候補が表示されるのは煩わしいところです。ちなみに私は、メリットよりも、デメリットの方が気になるので、「自動表示」は「しない」にしています。

では、「自動表示」を「しない」としたときにどうやって推測変換を行えばよいかといいますと、「TAB」キーを使います。ATOKで日本語入力中に「TAB」を押すと、過去の変換履歴をもとに推測変換候補が表示されます。

ちなみに、この「TAB」による推測変換は、キー設定を変更することも可能です。ATOKプロパティの「キー・ローマ字・色」のタブから「キーカスタマイズ」に入ります。


ここで、ATOKの機能に対してどのキーを割り当てるかを設定することができます。推測変換は、デフォルトではTABキーです。

ATOK/推測変換1

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

私が、ATOKに出会って一番感動した機能が、推測変換機能です。同様の機能は、いまやGoogle日本語入力など、無料のIME(Input Method Editor:日本語入力ソフト)にも備えられていますが、無料ソフトが出てくるまではATOKを使うしかなく、この機能があるからこそ私はATOKを使い続けてきています。

推測変換機能は、過去に入力したことのある単語をATOKが候補として表示させてくれる機能です。たとえば、過去に「株主資本等変動計算書」と入力したことがあれば、「かぶぬし」と入力した時点(確定前)で、「株主資本等変動計算書」を変換候補として提示してくれます。変換したい候補が出ていれば、それを選択すれば残りの文字を入力する手間が省けます。

この推測変換は、皆さんはパソコンで使っているというよりもガラケーやスマートフォンでの日本語入力で既に経験済みであると思います。ガラケーやスマートフォンでは、キーボードがなく、日本語入力の効率が悪いので使用者の利便性向上のために推測変換は今や当たり前の機能となっています。

ATOK/入力ミス補正

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

ATOKには、キーボードからの入力ミスを自動的に補正してくれる機能があります。たとえば、次のような感じです。

どちらも、「せいきゅうしょ」と入力したつもりでしたが、少し誤って入力してしまいました。これらのように少しの誤りであれば、変換すると正しく「請求書」と変換が行われます。


次のような誤入力も、

正しく変換してくれます。


ATOKの入力ミス補正は、過去に正しく変換確定したことのある言葉について、補正してくれる機能です。そのためATOKを使い始めたらすぐにこの補正が有効に働くわけではなく、ATOKを使っていくなかで変換履歴が蓄えられていき、変換履歴を基にミス補正がなされますので、ATOKを使えば使うほど入力ミス補正が行われる機会が多くなっていきます。

ATOK/曜日変換3

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

ATOKで「げつよう」と入力して変換をすると、



「今週の月曜日」と「来週の月曜日」が候補として表示されます。

特に、何も設定を行わないでいると、今週の日付候補が6種類くらい出てきますので、来週の月曜日まで選択するのに、スペースキーを多く押さなければなりません。そこで、使わない日付フォーマットをATOKのプロパティから削除してしまいます。


ATOKプロパティより、不要なフォーマットを削除します。


削除したことにより日付フォーマットが少なくなりました。フォーマットを2つだけにしました。曜日が付いていないフォーマットと、曜日が付いているフォーマットです。


こうすることにより「来週の月曜日」に辿り着くまでの変換回数を減少させることができます。

MS-IMEで数字変換する場合

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

ATOKではなく、MS-IMEを使用する場合の数字変換の方法について記載してみます。

MS-IMEにもテンキーから数字を入力する際に、常に半角数字で入力するように設定することができます。MS-IMEのプロパティから「テンキーからの入力」という設定がありますのでここを「常に半角」とします。


これによりテンキーから入力された数字は常に半角数字で入力が行われるようになります。次のような感じです。


ATOKには、日本語入力モードでもテンキーから入力した数字はEnterキーを押すことなく、即時に確定できる機能があるのですが、MS-IMEにはそのような機能はないと思います。MS-IMEの場合、テンキーで数字を入力した後、Enterキーで確定させる必要がありますのでATOKと比べるとワンストローク、キー動作が多くなってしまうところが不便なところです。

また、MS-IMEで日本語入力モードで入力した数字をスペースキーで変換する場合には、半角又は全角の桁区切り数字を変換候補から選ぶことができます。これについてはATOKと違いはありません。

ATOK/数字変換の種類

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

ATOKで数字を変換する場合、変換のやり方が3種類あって、それぞれ使い分けるようにしています。

まず、前回の記事で紹介した設定を行っていると、テンキーからの入力が直接数字が半角で確定されます。エクセルでセルに数値を入力する際にはこのテンキーによる数字入力が適しています。

次に、「123,456」というふうに、半角数字で、かつ、カンマで桁区切りを行いたい場合に、ATOKでは次の設定を行うことで半角の桁区切り変換を行うことができます。


ATOKには「推測候補」という機能があって、これは日本語入力中にTABキーを押すと変換の推測候補をATOKが表示してくれる機能です。上の設定を行っておくと数字を日本語入力モードで入力しているときにTABキーを押すと、半角の桁区切り文字が変換候補として表示されますので、これを選択します。この推測候補は全角桁区切りに変更することもできます。


この変換は、メールや文書内で半角桁区切り数字を使用したいときに使います。

最後に、「123,456」というふうに全角数字で、かつ、カンマで桁区切りを行いたいときの方法です。Word文書で全角数字で、かつ、桁区切りを行いたいときなどです。これは、普通に「123456」と入力してスペースキーで変換を行えば候補から桁区切り数字が出ますのでそれを選択します。

この変換方法は、全角数字、半角数字どちらも選択することができますが、スペースキーによる変換の場合は、前回変換したものが記憶されていて、前回変換したものを一番最初に変換候補として登場してきますが、TABキーによる変換の場合は常に設定により決めた数字変換(半角桁区切り)が行われるというところが違いです。

ATOK/数字変換

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

ATOKで、数字を変換するときに便利な機能がありますので、ご紹介します。この方法は、キーボードのテンキーから数字を入力するときに、必ず半角で、確定文字で入力することができます。ATOKのプロパティから次の設定を行います。「テンキーからの入力を必ず半角にする」にチェックし、さらに「確定文字で入力する」をチェックします。


こうすることで、日本語入力モードであっても、テンキーから入力された数字は変換を経ることなく、入力された時点で確定済みとすることができます。エクセルで日本語入力を行いつつ、数字も入力する場合にテンキーから入力された数字は、そのまま確定済みの数字となりますのでエクセルの文書作成効率がアップします。

ATOK/曜日変換2

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

ATOKは、好きな日付フォーマットに対して、曜日情報を付与することができます。曜日を付与する場合、次の操作を行います。

ATOKプロパティより、日付のフォーマットを追加します。

曜日情報を付与したい日付フォーマットを選択した後、曜日の選択から、曜日フォーマットを選択します。

これにより、曜日が付与された日付が追加されました。

変換候補から、曜日付の日付を選択することができるようになりました。

ATOK/曜日変換1

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

ATOKには、曜日に関しても便利な変換機能があります。お客様とメールやチャットなどで、打合せを行う日を詰める場合に、次の水曜日に打合せをしたいとすると、「すいようび」と入力して変換を行います。すると、変換候補の中から、来週の水曜日の日付を選択することができます。ちなみに「すいよう」だけでも同様の変換が可能です。

曜日から、日付を持ってきたいときに便利な機能です。

ATOK/日付変換3

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

私は、ほとんどの場合にWindowsファイルの先頭に日付を付けます。時系列でファイルを表示させることができる点と、税理士の仕事は昨年やった仕事を今年も同じように行うケースが多いですのでファイル名に日付が付いていると、昨年やった日付がいつであったのかが参考になるためです。

そこでファイル名の先頭にどのようなフォーマットで日付を付けるのかのルールを定める必要があるのですが、主に次の方法が考えられると思います。

これのどれかを選ぶ形になると思うのですが、どれを選ぶかは好みになるでしょう。私は年月日の区切りがピリオドであった方がぱっと見で見やすいので、「YYYY.MM.DD」とするようにしています。ATOKはこのあたりのフォーマットを多岐から選択することができるのでありがたいです。ピリオド区切りにしておくと、MMのところの「月」が見やすくなって、何月に作成したファイルであるのかが認識しやすくなるので個人的にはこれが好きで、ずっとこれで統一しています。

ATOK/日付変換2

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

ATOKで「YYYY.MM.DD」のフォーマットで日付変換を行うようにするには、次の手順で行います。メニューからプロパティ(環境設定)を選択し、


「変換補助」の中にある「日付」を選択します。


最初は「YYYY.MM.DD」のフォーマットが選択できませんので、追加を行います。


日付のプルダウンから、追加したい日付フォーマットを選択することができますので[yyyy.MM.dd]を選択状態にして、OKにします。[yyyy.M.d]は、2014.8.8のようになってしまい、ゼロ埋めがされませんので選択しません。[yyyy.MM.dd]の方を選択します。


最後に、「上へ」ボタンを押して、[yyyy.MM.dd]が一番上まで来るようにします。一番上にすると「きょう」で変換したときに一番最初に登場するようになります。

ATOK/日付変換1

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

ATOKには日付の変換に関して便利な機能があります。「きょう」と入力してスペースキーを押すと、「2014.10.20」と変換されます。つまり、その日の日付を「YYYY.MM.DD」形式で変換してくれます。この変換を使う理由は、Wiondowでファイルを作成するときに、ファイル名の先頭に日付を付けると後でファイルを探すときに見つけやすいためです。ファイル名の先頭に日付をつけると次のような形でファイルが並びます。

有り難いのは、月と日付が1桁の数字である場合にはゼロで埋めてくれるところです。2014年1月1日は、「2014.01.01」と変換してくれます。ゼロで埋めてくれるおかげで、日付の数が必ず年→4桁、月→2桁、日→2桁と揃いますのでファイラーでファイルを一覧表示させたときに日付の桁数が揃ってファイル名が見やすくなります。

ATOK

カテゴリー: ITのハナシ

(投稿者:河野周輔)

パソコンは本当に便利なものでして、今や仕事、趣味を問わずあらゆる領域で大活躍してくれており、我々の生活には欠かせない存在になってしまっています。

また、インターネットで検索すれば便利なソフトウェアを無料で使用することができます。「こんなに便利なソフトが無料で使えていいの?」と思えてしまうフリーソフトがたくさんあります。便利なフリーソフトがありすぎるために、えてして、パソコンで使用するソフトは無料でないと使わないという気持ちになってしまいます。

便利なソフトが無料で手に入る時代ですが、それでもお金を払ってでも使いたいと思わせるソフトがあります。別に、その有料ソフトを使わなくとも仕事ができなくはないのですが、少しのお金を支払うことで仕事の快適度が大きく向上するので欠かせない相棒になっています。私がお金を払って使用しているソフトは色々あるのですが、お勧めしたいのがATOK(エイトック)とDropbox(ドロップボックス)です。

ATOKは日本語入力変換ソフトです。Windowsに最初から入っている(デフォルト)の日本語変換ソフトはMicrosoft-IME(MS-IME)でして、日本語の入力・変換の効率にこだわらない方は、このデフォルトのMS-IMEをそのまま使用していると思います。仕事で、毎日8時間パソコンに向き合っているのであればMS-IMEではなく、お金を払ってでもATOKを使用することを是非、おすすめします。

Dropboxについては、また別の機会に書いてみたいと思います。

前のページ

↑トップへ