(前回からの続きです)
前回書いたようにA社はまず最初に「56万円をくれ」と言ってきたわけで、こういうことを言い出すところあたりが不信感を抱かせることになっていることに向こうは気付いていないのでしょうかね。7件紹介できなかった場合は、その分返金するとは言っているものの、先に支払ってしまったお金を返金してもらうには非常に労力がかかるというのはすぐにわかります。
少し、話を聞いただけでも、
・その紹介会社はいくつもの紹介できる駒を持っているわけなので契約するつもりもない会社を当てつけてすぐに契約解除して引き上げさせるのではないか
・お金は先に徴収しておくのは紹介先の税理士からサービスに満足いかない結果があったにお金を支払ってもらえないことを予め防止する意味があるのではないか
ということが考えついてしまいます。
私が、営業の師匠から教わった営業の鉄則に、「自分の都合は話すな。相手の都合を考えろ。」というものがあります。これに当てはめると、A社は自分の都合だけしか話していないので、この場合は正に鉄則があてはまり、このサービスを購入しようかなという意欲が全く湧かない結果となりましたね。(というよりも不信感しか残りません。)